京都市の食育

乳児期の食事のポイント

乳児期について

生後6か月ころまでは,身長や体重の増加が大きく,著しい発育・発達を示します。消化器官は未熟であり,感染に対する抵抗力は十分ではありません。また,個人差が非常に大きい時期です。

授乳期における大人からのやさしい言葉かけと,それに応じた子どもの哺乳行動は人と人とのやりとりの基本的な形態で,子どもは大人からの言葉かけ,微笑に対して答えを返すように哺乳します。満腹になると乳首をくわえたまま,気持ちよさそうに眠ることもあります。

4か月頃になると哺乳量,哺乳時間も徐々に規則的になっていき,子どもはおなかがすくというリズムと空腹が満たされる満足感を得ます。そして,徐々に睡眠と覚醒の生活リズムが整っていきます。食事の場面で,大人が食べているのを見つめ,食べることに興味を示し始めます。手指の機能も徐々に発達してくるので,目の前にある食べ物や食具に手を伸ばしてつかもうとする行動も見られてきます。

離乳期に入ると,子どもはさまざまな食べ物の味,形,色,口あたりを経験するようになり,大人からの温かい援助の中で,少しずつ摂取できる食品の量や種類を増やしていきます。その経験が味覚や視覚,触覚を刺激し,これらの発達を促すと同時に,子どもの興味,食べようとする意欲を高めていきます。

食欲は本能の一つであり,食事はそれを満足させる心地よいものです。離乳食の量や調理に親が神経質になりすぎて,イライラしたり不機嫌になると,それが子どもに伝わり,食事の時間が嫌な時間,怖い時間になって,後々影響することもあるので,親がゆとりをもって子どもに接することができれば「食事は楽しい」という体験が育まれ,自然に自ら求めて食に興味や関心をもつようになります。

乳児期―安心と安らぎの中で食べる意欲の基礎づくり―
○安心と安らぎの中で母乳(ミルク)を飲む心地よさを味わう
○いろいろな食べ物を見て,触って,味わって,自分で進んで食べようとする

離乳食の進め方の目安

離乳食の味付け

母乳や育児用ミルク,離乳食の食材にも塩分は含まれていますので,あえて味付けをする必要はありません。離乳食には新鮮な食材を使い,素材のもつ本来の味で味覚を育てます。だし汁を使い,調味料はできるだけ控え,うす味を心がけたいものです。
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