京都市の食育

京都市の現状

(1) 世帯構成の推移

構成別世帯割合の推移

資料:総務省統計局「国勢調査」

  • 三世代世帯が減少する一方で,単身世帯の増加が進んでいます。

これまで家庭を中心として受け継がれてきた,食を大切にする心や食に関する知識・技術等が,従来のような流れでは受け継がれにくくなっていることがうかがえます。

(2) 食とコミュニケーション

子どもが一緒に食べている相手(朝食)

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

子どもが一緒に食べている相手(夕食)

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

食事をともにする家族や友人の有無

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

  • 小学生の約2割,中学生の約4割はひとりで朝食を食べています。
  • 市民の約1割は,一緒に食事する家族や友人がいないと回答しています。

就労状況やライフスタイルの多様化等により,家族そろって食事する機会が持ちにくくなっていることがうかがえます。今後も単身世帯の増加が見込まれる中,日々の食を通じたコミュニケーションの希薄化や食生活の乱れが懸念されます。

(3) 食と生活リズム

朝食の喫食状況

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

  • 市内の就学前児童と小学生は9割以上が毎日朝食を食べていますが,中学生で約8割に低下,更に男女とも20歳代で約6割まで下がり,その後年齢が上るにつれて増加する傾向があります。
  • 朝食を食べなくなった時期については,約4割の市民が「高校を卒業した頃から」「20歳代から」と回答しています。
  • 単身世帯では,非単身世帯に比べて,「ほとんど毎日朝食を食べる」割合が少なくなっています。

就労状況やライフスタイルの多様化等により,朝食の欠食をはじめ,規則的な食習慣や生活リズムが持ちにくくなっていることがうかがえます。

(4) 食に関する意識と行動

食育に関心がある市民の割合

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

メタボリックシンドロームを認知している市民の割合

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

食事バランスガイド等を参考に食生活を送っている市民の割合

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

メタボリックシンドロームの予防や改善のために適切な食事又は定期的な運動を実施している市民の割合

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

  • 約8割の市民は,食育に「関心がある」「どちらかといえば関心がある」,メタボリックシンドロームの「言葉も意味も知っている」と回答しています。
  • 「食事バランスガイド」等を参考にして食生活を送っている市民の割合は約3割にとどまります。
  • メタボリックシンドロームの予防や改善のために,適切な食事と定期的な運動を継続的に実施している市民の割合は約3割です。

多くの市民が食育や健康に関心を持ち,食生活を改善したいという意識があっても,日々の食生活において,適切な食事や定期的な運動等が実践されにくくなっていることがうかがえます。

(5) 環境や伝統に関する意識

図18:地域の産物・旬の食材を知っている市民の割合

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

図19:地元で採れた農産物を日頃から購入している市民の割合

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

図20:京の食文化を知っている市民の割合

資料:平成22年度食育に関するアンケート調査(京都市)

  • 約8割の市民は,地域の産物・旬の食材を「十分に知っている」「ある程度知っている」と回答しています。
  • 地元で採れた農産物を日頃から「購入している」と回答した割合は約4割にとどまります。
  • 京の食文化について,「十分知っている」「ある程度知っている」と回答している市民は約5割となっています。

自分や家族の健康のためのみならず,環境負荷の軽減や地元産業の振興,伝統的な食文化の継承を図るためにも,市民一人ひとりが自らの食を見つめ直し,できるところから少しでも見直していくことが求められているといえます。

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