コラム - 食のつれづれ日記

2012年1月20日
Vol.6 「冬の 京のおばんざいクッキング~おいしい!簡単!男の料理塾~」伏見保健センター管理栄養士 中村美智子

おしながき
*さばのみそ煮 *ほうれん草のみぞれあえ *大学芋 *きのこ汁

60歳代を中心に41歳から85歳の幅広い年齢の男性が「京のおばんざい」に楽しく挑戦しました。

「京の食文化」や「調理の基本」の講話では,熱心にメモを取り,調理実習の説明では,「みそ煮に使うみその種類はどのように選べばよいのか」「ほうれん草は何分茹でればよいのか」「甘酢の調味料を混ぜる順番は?」「大学芋に使うはちみつの代わりに何を使えばよいですか」「きのこの石づきはどこまでですか」と実習の意気込みが感じられる質問でした。

さて,実習本番は8人のグループで作業を分担しながら実施しましたが,「鍋はどっちを使ったほうが良いですか」「ひたひた加減はこれでよいですか」「ほうれん草の水けを絞るのはこの程度でよいですか」など微妙なさじ加減を習得しようとにぎやかく懸命に,楽しく進んでいきました。

いよいよ,出来上がった料理を前に「一汁三菜の並べ方はどうしたらよいのですか」など,まだまだ熱心です。試食をしながら「フムフム おいしい!」「やっぱり昆布とかつおのおだしはおいしいな~」「ちょっと一杯欲しくなりますな~」とご満悦なご様子でした。「早速家に帰って作ってみよう」「京のおばんざいもよろしいな~」「娘に教えます」とうれしいお言葉も。担当した栄養士も対応に右往左往しながら楽しく終わることができました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。

食のつれづれ日記

このコラムについて
食に関わる職員等が日頃の「食のお仕事」や「食への想い」をリレーで綴ります。
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