京(みやこ)・食の安全衛生管理認証制度をご存じでしょうか？

自主的な衛生管理に取り組み，京都市が定める衛生基準をクリアした施設を京都市が認証する制度です。今回は，「京野彩」（カステラ）で有名な清水坂本舗（株）（所在地：京都市東山区清水二丁目239番地）の冨川　昌史さんに，衛生管理に係る取組についてお話をうかがいました。

◎◎◎インタビュー◎◎◎

Q１　こちらの施設では，どのような商品を製造・販売されているのですか？

Ａ１　京の伝統野菜（８種）の形を模したカステラを製造販売しています。

Ｑ２　京（みやこ）・食の安全衛生管理認証を取得しようと思った動機を教えてください。

Ａ２　製品の色，味，形，香だけでなく食の安全安心にもこだわりたかったからです。

Q３　京(みやこ)・食の安全衛生管理認証を取得されて，社内・外からの反響はいかがでしょうか

Ａ３　食の衛生管理制度の実施を通じ，製造施設内の各担当者間の製品管理の認識と連携が強化されたと感じられます。

Q４　食品の安全性確保に向け，日々，大変な努力をなされていると思います。「ここはがんばって取り組んでいるなぁ」という衛生管理ポイントを教えてください。

Ａ４　今までできていなかった製造過程における衛生管理に係るチェック体制が確立されました。

 Q５　最後に，消費者の皆様に，メッセージをお願いします。

Ａ５　「京野彩」カステラは，京の伝統野菜を模した焼き菓子ですが，これを機に京都の伝統野菜についての知識も得て頂ければ良いと思っています。

Ｑ６　京都市への要望等は？

A６　京都市が，この認証制度の普及啓発をさらに推進され，京都に入洛する観光客への安全安心な食の提供の推進が，観光客増加への一つの鍵になればよいと思っています。