コラム - 食のつれづれ日記

2012年6月21日
Vol.14 「心に届けたい 特定保健指導」 ~保険年金課 管理栄養士~

 保険年金課の保健師・管理栄養士は京都市国民健康保険に加入されている方の健康づくりをサポートする仕事をしています。

 平成20年4月から,メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し,生活習慣病の予防・改善に重点を置いた特定健康診査・特定保健指導を実施することが各医療保険者に義務付けられました。

 これを受け,京都市国民健康保険では,加入されている40歳から74歳までの方に特定健康診査を実施し,「血糖値が高め」,「血圧が高め」,「血中脂質が高め」等の生活習慣病のリスクが高い方を対象に,生活習慣病を予防・改善するための特定保健指導を行っています。

  「このような資料を使って特定保健指導を行っています。」

                
 「脂肪模型を触れながら減量のイメージを持ってもらいます。」


「料理カードを使って,バランスのよいメニューを考えています。」

 保険年金課管理栄養士4人から皆さまへメッセージ

 特定保健指導に携わるようになってから,健康でいることの大切さやありがたさを痛感しています。私たちは日々当たり前のように毎日の生活を送っていますが,健康に過ごすために,体に感謝して大切にいたわってあげる気遣いが,とても大切だと改めて感じています。一人でも多くの方が健康の大切さに気づき,御自身のからだを大切にされるよう,これからも食生活の大切さや楽しみ方を伝えていきたいと思っています。

                           小池美喜子(好きな食べ物:ホルモンとねぎ)

 生活習慣は千差万別。特定保健指導では,皆さまの生活習慣をお聞きした上で,健康のため「それならできそう」,「やってみたい」と思えるような,食事や運動の工夫を一緒に考え,その取組を応援します。特定保健指導を御利用された方はもちろん,その御家族,御友人など周囲の人たちにまで,健康意識の高まりが伝われば幸せです。

                                泉谷シゲル(好きな食べ物:なす田楽)

  「保健指導」と聞くと,「食べ過ぎって怒られるんじゃないの?」というイメージがあるかもしれません。実際は,個人に合った食事量を確認しながら,「野菜を1品増やしましょう。」,「お酒にはヘルシーなおつまみを添えて」といった,小さな工夫を伝え,皆さまの生活習慣が「今より少し」健康的なものとなるよう支援しています。「食生活を変えたらからだが変わった!」という方もいらっしゃいます。まさに医食同源ですね。皆さまの食生活が皆さまの健康の源となりますように。   
                             樋越聖子(好きな食べ物:京北の納豆もち)

  特定保健指導では,健康に関する情報をお伝えしたり,皆さまの疑問にお答えして,正しい知識を持って健康に過ごしていただくお手伝いをしています。「何をしたらいいかよくわかった!」「ここへ来て,からだもこころも変ったわ!」といったお声を聞くと,私たちもとてもうれしくなります。「いつまでも元気に山登りをしたい!」「若いころの洋服を着たい!」そんな皆さまの希望をかなえられるよう,少しでも力になれればと思います。            

                                 泉万葉(好きな食べ物:へしこご飯)

  いつまでも健康でありたいと思うのは,誰もの願いです。特定保健指導では,健診結果を活用して,生活習慣をふり返り,健康状態や生活スタイルに合わせた生活習慣改善を支援しています。利用された方々からは,「自分の健康状態がよくわかった。」「減量してからだが軽くなり,膝や腰の痛みが和らいだ。」などの喜びの声をたくさんいただいています。

 ぜひ,皆さんも年に1回の健診を受け,結果を活用しましょう!

                               (保険年金課の特定保健指導に携わるメンバーです。)

 

 

食のつれづれ日記

このコラムについて
食に関わる職員等が日頃の「食のお仕事」や「食への想い」をリレーで綴ります。
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