コラム - 京の食育指導員

2016年6月17日
Vol.10「Let’s食育クッキング~親子で学ぼう!冬の免疫力UP料理~」  東山区食育指導員 竹島 砂絵子・加藤 裕子

2月27日(土)東山区食育指導員5名が京都テルサ調理実習室において、京都生協東山エリア会のメンバーを対象に、「Let’s食育クッキング~親子で学ぼう!冬の免疫力UP料理~」を行いました。

京都生協東山エリア会は京都生協の組合員が地域ごとに、商品やくらし全般を学ぶ場として組織され、様々な活動を自発的に企画し交流されています。

準備は保健センターの管理栄養士さんにも協力していただきながら、レシピ作成、事前打合せ、前日下見を分担して行いました。

今までにない緊張感のもと、Let’sクッキング、はじまりです。

京都生協東山エリア会メンバー全員とその子どもたち12人を含む19人の参加となりました。

旬の食材を使った子どもと一緒にできる免疫力UP料理ということで、「洋風炊き込みご飯」と「ミートボール豆乳シチュー」「かるかん」を作ることにしました。
最初に献立と作業行程の説明を行い、子どもたちに包丁の使い方を指導後、みんなで協力して調理しました。
子どもたちは、調理したことで、いつも食べている料理が忙しい中で工夫して作られていることや、自分たちで作ったら美味しいことを発見し、「これからも作ってみたい。」と言ってくれたことがとても印象的でした。

試食の後は、今日食べた食材の働きや好き嫌いなくバランスよく食べることの大切さについての話を行いました。
子どもたちは、目を輝かせて指導員の問いに答えてくれ、「野菜のことや食の話を聞いてびっくりした。」「これからは残さないよう気をつける。」と嬉しい感想も返ってきました。

京都生協東山エリア会メンバーの方にも、「普段なかなか子どもとじっくり調理できないが、今日は指導員に切り方などを教えてもらい、みんなで美味しく体によい料理を作ることができ、よい体験ができた。楽しく貴重な時間が持てた。」と好評でした。
最後に、「簡単えのき茸の常備菜レシピ」を皆さんにプレゼントをして終了しました。

東山区の食育指導員同士で力を合わせて地元の方に対して「食育」をする貴重な機会を与えていただき感謝しています。食材のこと、調理方法など、もっと話したいことがたくさんありましたが、時間の関係上伝えられなかったのは残念でした。これを機会に、他の京都生協エリア会でも同様の活動が広がっていけばいいなと思っております。

京の食育指導員

このコラムについて
地域で食育をすすめる市民ボランティア(京都市認定)の食育指導員さんの活躍
を紹介します。
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