コラム - 京の食育指導員

2021年4月7日
vol.77 食育指導員のおうち食育~味噌づくり~【西京区】

私が味噌作りをして40年が過ぎます。

今まで作れなかった年は1回もありません。

私の作る味噌は寒の2月に仕込み,その年の12月から食べます。その間,去年の2月に仕込んだ味噌がなくなると市販の味噌を食べます。12月に開けたてのお味噌を食べるととても美味しく,その味が忘れられず,今まで続いてきました。

年に2日忙しい思いをしますが,1年間おいしい味噌が食べられるので,続けていきたいと思います。

西京食育指導員のメンバーも味噌作り4年目になります。今年はコロナで一緒に作れませんでしたが,それぞれ自宅で頑張ってくれました。

<材料>

麹 1枚(1300g)

大豆 800g

塩 420g

昆布 25g (1~1.5cm角に切る)

<作り方>

2月に仕込んで,12月ごろから食べる。

  1. 大豆は一晩水に浸け,6時間以上コトコト煮る。最後に煮汁が大豆にかぶるくらいで,一度沸騰させて,火を切る。
  2. 容器(ホーロー)はきれいに洗い,水気はしっかり拭いておく。
  3. 半切りに麹,塩,昆布を入れ,しっかり混ぜておく。
  4. 1.の大豆を3.に入れ,大豆をつぶしながら全部をしっかり混ぜる。煮汁(約350cc)を入れて,硬さを調整する。
  5. ソフトボール位の大きさにまとめ,容器に投げ入れる。(空気を入れないため)
  6. 全部投げ入れたら,しっかり押さえ平にする。
  7. 容器の汚れは焼酎(酒)を含ませた紙でしっかり拭いておく。(きれいに拭いておかないと,ここからカビが出るから注意)
  8. 表面にきちっとラップをする(空気を含ませないこと)。ラップは容器より大きいサイズを使用すること。
  9. ラップの上に塩を1~1.5cmの厚さに敷く。隅までしっかりと敷くこと。
  10. 蓋をして紙で覆い,日付・材料を書いておくとよい。

 

京の食育指導員

このコラムについて
地域で食育をすすめる市民ボランティア(京都市認定)の食育指導員さんの活躍
を紹介します。
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